【高気密・高断熱】一条工務店の魅力についてメリットとデメリットを解説

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★この記事を読むとわかること★
  • 高気密・高断熱のデメリット
  • 高気密・高断熱のメリット
  • 実際に住んでいる感想

この記事の信憑性

この記事は『高気密・高断熱について詳しく知りたい』このような方にオススメの記事です。

高気密・高断熱について、このような疑問がある方は多いと思います。

「高気密・高断熱の住宅って、実際どうなの? そこまで必要なの?」

「良い話をたくさん聞くけど、デメリットはないの?」

私も、このような疑問がありました!

このような疑問について、徹底解説していきます!

最初にお伝えしますが、高気密・高断熱にはメリットもデメリットもあります。

住宅購入は、決して安い買い物ではないので、メリットもデメリットも知った上で契約することをオススメします。

この記事を見ると、高気密・高断熱について理解を深めることができるので、是非最後までご覧ください。

\それではいきましょう!/

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高気密・高断熱のデメリット

まず初めに、高気密・高断熱住宅のデメリットを紹介します。

高気密・高断熱の導入デメリット
  • 住宅価格が高くなる
  • 空気の通りが悪くなる
  • 間取りの応用がきかない
  • オーバースペックと言われている

詳しく解説します。

住宅価格が高くなる

1つ目は、住宅価格が高くなることです。

高気密・高断熱の住宅は、通常の住宅と比較すると高性能な材料を使用するため、住宅価格が高くなってしまいます。

価格が高くなる要因
  • 断熱効果の高い建築資材
  • 高品質なサッシや窓
  • 専門的な工事なので工期が長くなる(人件費)

「一条工務店は住宅価格が高い!」とよく言われますが、この高気密・高断熱が原因かもしれません。

空気の通りが悪くなる

2つ目は、空気の通りが悪くなることです。

高気密・高断熱住宅は、構造上、隙間面積をできるだけ少なくし、空気の出入りを最小限にします。

隙間面積とは
  • C値とも言われており、窓やドア、壁などに存在する小さな隙間の合計面積

隙間面積を少なくすると、空気はこもりやすく空気の通りが悪くなるので、ハウスダストは外に出ていかないと言われています。

ハウスダストは、アレルギー性鼻炎や喘息などを引き起こすリスクが高まります。

そこで、高気密・高断熱住宅は隙間面積が少なくなるので、ハウスダストの発生を防ぐため、24時間換気システムの設置が義務付けられています。

もし、24時間換気システムを止めてしまうと、空気の通りが悪くなったり、乾燥しやすくなり、健康被害のリスクが高まります。

高気密、高断熱住宅に欠かせない、24時間換気システムについて少し説明します。

24時間換気システムとは

24時間換気システムとは、窓を閉めていても住宅全体の空気を換気してくれるシステムです。

24時間換気システムは4種類あり、戸建て住宅には、第1種換気もしくは第3種換気が多く使われています。

24時間換気システムの種類
  • 第1種換気
  • 第2種換気
  • 第3種換気
  • 第4種換気(パッシブ換気)

戸建て住宅で多く使われている、第1種換気、第3種換気の違いを、図解を参考に解説していきます。

第1種換気は給排気の両方を機械が行います。

第3種換気の給気は自然換気のため、給気口からダイレクトに外気が入って換気を行うため、夏は暑い空気、冬場は冷たい空気が入ってしまいます。

同じ24時間換気システムですが、全然違いますよね!

どの換気システムを設置するかは、とても重要なポイントとなってきます。

間取りの応用がきかない

3つ目は、間取りの応用がきかないことです。

先程も紹介しましたが、高気密・高断熱の住宅は、構造上、隙間面積をできるだけ少なくしなければなりません。

事実、一条工務店は、真四角の総2階建ての家か、L型の総2階建ての家がほとんどです。

我が家も総2階にしました!

一条工務店は、ツインモノコック構造という工法で建築されており、「壁」「床」「天井」を強力に結びつけた、強靭な箱型の構造になっています。

ツインモノコック構造の特徴
  • 断熱性能が高い
  • 地震に強い

ツインモノコック構造には、このようなメリットもありますが、デメリットもあります。

それが、間取りの応用がきかないことです。

デメリット
  • 開放的な間取りができない
  • 増改築はできない
  • リフォームが不向き

開放的な間取りや増改築、リフォームは苦手な構造となります。

一条工務店は、国の定める「次世代省エネルギー基準」の、5倍以上省エネな住宅です。

5倍以上の省エネ住宅は嬉しいですが、その結果、間取りの制限がたくさん出来てしまい、間取りの自由度は低くなります。

2倍ぐらいの省エネ住宅にして、間取りの自由度も欲しいですよね。笑

高気密・高断熱の住宅を設計・施工するには精密さが求められるので、設計の段階で希望の間取りができないと言われることも多いです。

オーバースペックと言われている

4つ目は、オーバースペックと言われていることです。

一条工務店の高気密・高断熱は、全国どこでも同じ条件で建築されます。

そのため、必要でない地域に住んでいる人や、あまり必要としない人にとっては、不必要な構造も多く、予算的にも、構造的にもオーバースペックに感じてしまうと思います。

一条工務店は、スペックが高すぎです!笑

自然の風を感じたい方にとっては、不必要な機能だとも言えます。

マイホームを高気密・高断熱住宅にしたいのか、今1度考えてみて下さい。

高気密と高断熱は、そこまで重要ではないかな。笑

このような方は、他の住宅メーカーも検討してみて下さい。

高気密・高断熱を外すと、かなり安くなります!

一条工務店のように性能が良いローコスト住宅は、LIFULL HOME’Sで見つけることができますよ。

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続いて、高気密・高断熱のメリットについて紹介します。

高気密・高断熱のメリット

高気密・高断熱住宅のメリットは下記の4つです。

導入メリット
  • 冷暖房費が安くなる
  • ヒートショックの予防になる
  • 結露が発生しにくい
  • 外気温の影響を受けにくい

詳しく解説します。

冷暖房費が安くなる

1つ目は、冷暖房費が安くなることです。

高気密・高断熱の住宅では、外気の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保ちやすいという特徴があり、冷暖房費の使用量が減ります。

冷暖房のエネルギーを無駄にすることがなく、電気代の節約になりますよ。

ヒートショックの予防になる

2つ目は、ヒートショックの予防になることです。

高気密・高断熱住宅では、部屋ごとの温度差が少なくなります。

よくある温度差
  • トイレや廊下が寒い
  • リビングは暖かいけど廊下やお風呂が寒い

このような温度差がなくなるので、心臓や血管に負担がかかるヒートショックのリスクが抑えられると言われています。

ヒートショックとは

気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こること

引用:社会福祉法人恩賜財団済生会https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/heatshock/

高断熱・高気密住宅は快適な室内の温度が一定に保たれるため、快適な室内温度が保たれるのでヒートショックに対してとても効果的だと言われています。

結露が発生しにくい

3つ目は、結露が発生しにくいことです。

気密性と断熱性が高いと、室内外の温度差が小さくなり、結露の発生が抑えられます。

結露は、カビの発生や建物の劣化などの原因になるので、結露を防ぐということは『家が長持ちする』ことに繋がります。

外気温の影響を受けにくい

4つ目は、外気温の影響を受けにくいことです。

これが1番のメリットだと思います!

高気密・高断熱の住宅は、空気の流通と熱の伝わりを遮断することで、住宅内の温度と外部の温度変化の影響が受けにくい住宅です。

夏の暑さや冬の寒さが、住宅内に伝わりにくいため、エアコンで快適に調整した室温が長く保たれるので、年間を通して快適です。

近年の暑さ厳しい日が続く夏に、快適に過ごせることは大きなメリットと言えます。

一条工務店の高気密・高断熱に住んでいる実体験

私は、一条工務店の高気密・高断熱住宅に住んでいて、毎日快適だと感じています。

快適だと感じる理由
  • 冷暖房費が抑えられている
  • 気温差がないこと
  • 結露しない
  • 外気温の影響を受けない

このような時に、快適な家であることを実感しています。

しかし、一条工務店は、高気密・高断熱をかなり重視しているため、間取りに制限が多く、価格も高いです。

一条工務店の1番のデメリットです

一条工務店以外にも高気密・高断熱を取り入れている住宅メーカーはあります。

必要な部分に必要なクオリティーで、高気密・高断熱を提案してくれる住宅メーカーもあり、先程も紹介したLIFULL HOME’Sで見つけることができます!

お住まいの地域で建築可能な、住宅メーカーも知ることができますので、ぜひ1度、好きな間取りや、予算の範囲内で比較することをオススメします。

【まとめ】一条工務店の高気密・高断熱は実際どうなの?

高気密・高断熱には、多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

これらをしっかりと理解し、適切な選択をしていくことで、より快適で、満足の高い、エネルギー効果の高い住宅環境を建てることができます。

一条工務店の高気密・高断熱はとても快適ですが、価格や間取り、ハイスペックすぎたと思っても後から変更が難しい構造のためしっかりと自分に合ったライフスタイル、予算、将来のメンテナンスを考慮し、自分に合った住まいを選んでいくことが大切です。

住宅が心地よい住まいとなるために、一社にお任せするのではなく、知識をつけ、住宅メーカーに見積もりをとって比較検討して進めていくことがとても大切です。

見積もりから見える、自分が求めるライフスタイルを叶えていきましょう。

以上、参考になれば嬉しいです!

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